仕事の内容について詳しく教えてください。

家庭向けと企業向けの配達

軽自動車で運べる物はなんでも運びます。

 

まず、これから軽運送業をはじめようよ思っている方にとって、どんな仕事をするのかは当然気になるところです。
一言で説明すると、「顧客からの依頼により軽の車両で運べるものは何で運ぶ」ということになります。
クロネコヤマトや佐川急便ののような宅配では、みなさんご存知の通り、食料品から衣服、日用品などなんでも運びます。
その他の企業からの依頼では、お弁当、飲料水、ウォーターサーバーの水、医薬品、自動車部品、灯油、本、ティッシュなどなど、軽の車両に積めるものならなんでも運びます。

 


 

仕事は大きく分けて一般家庭向け配達と企業向け配達に分けられます

軽運送業では運ぶ商品というよりも、配達先がどこなのかの方が重要になります。配達先は、一般家庭向け配達企業向け配達に大きく分けることができます。その特徴を詳しく説明します。あくまでも一般的な例です。もちろん仕事の内容によっても異なります。

 

一般家庭向け配達
  • 軽運送業のような請負業務には労働時間の制約がないため勤務時間が長い。7:00〜22:00の長時間労働になることも。
  • 配達先が一般家庭なので土日の出勤が多く、休日は平日になりやすい。
  • 一件あたりの金額が安いため労働時間のワリには収入が少ない。
  • とにかく不在が多い。何度訪問しても不在ということもあり、タダ働きのような感覚になりがち。
  • 走行距離が長くなりガソリン代などの自己負担が大きい。
  • 誤配などのクレームが多い業界なので常に神経を使う。特に料金代引きの場合はなにかとクレームが多い。
  • 配達先が一般家庭なのでその都度配達ルートが違う。そのため慣れるためにかなりの時間を要する。
企業向け配達
  • 勤務時間は8:00〜18:00の間である場合が多い。休日は土日になることが多い。
  • 毎日決まった得意先を訪問するため配達ルートが単純すぎるほど簡単で、仕事はすぐに覚えられる。
  • 企業なので留守や不在がほとんどない。確実に商品を届けることができる。
  • 宅配に比べて走行距離が短い。そのためガソリン代が少なくて済む。

宅配の仕事はあまりおすすめできません。配達のために長い距離を走っていったけど不在だったなてことはザラです。1個配ったときの単価は120円から150円ぐらいです。都会か田舎かによって金額は違ってきます。マンションが多いところでは数もこなせますが、田舎ではそんなに数も配れません。お中元やお歳暮の時はかなり忙しくなります。

 

さらに、企業向けの配達は専属定期とスポットに分けられます。

専属定期便

  • 同じ会社へ毎日出勤して、そこの会社のルート配送を専属で行います。
  • 勤務時間は、稼動先の会社の就業時間にあわせます。
  • 休日も基本的に稼動先の休日にあわせるため、土日休みが多い。
  • 毎日仕事があるため委託料はそんなに高くはない。9,000円から13,000円が相場。

スポット

  • いわゆる不定期で急に入る仕事のことを言います。
  • 「今から東京から名古屋へ行ってくれ!」というように長距離になる場合が多い。
  • 長距離のため委託料の単価が高い。50,000円以上になることもある。
  • 収入が良いのでやりたい人が多いが、なかなか仕事が回ってこない。

専属定期便は、「固定便」とも「定期便」とも言われています。

 

軽貨物運送業で一番多い仕事は、専属定期便です

 

求人広告に出ている仕事で一番多いのが、この専属定期便です。
専属定期便は、会社の配送を軽貨物ドライバーが社員に代わって行います。社員は営業やセールスに専念して、軽貨物ドライバーが配送を担当する「外注」のような存在です。休日以外は毎日終日仕事があるため、ドライバーは収入が安定するので喜びます。

 

定期便とは逆に、スポットを専門に行っている運送会社もあります。赤帽はまさにその例です。定期便と違って急な依頼に対応するため委託料は高く、スポット専門に仕事を受けている軽貨物ドライバーも多くいます。
しかし、不景気でスポット便の依頼は減り続けています。週に3日もこの仕事があれば十分生活できますが、全然仕事がないと収入もなく、開店休業のような状態です。スポット専門をあきらめて専属定期便を希望するドライバーも増えています。